ランドセルの選び方– category –



はじめてのランドセル選び。いったい何を基準に、どんなランドセルを選んでよいのか悩んでしまうという親御さんもいらっしゃることでしょう。

学校ではどんなランドセルを購入すべきか、細かな指定がないところがほとんど。お子さんの好みだってさまざまでしょう。

6年間使うものだし価格だって決して安価なものではないだけに、じゅうぶんに検討をした上で、後悔のないものを選びたいものですよね。

ひなママ
ランドセルのことがわからなすぎて、何を基準に選んでよいやら…


管理人
しっかりとポイントさえおさえれば、ランドセル選びは決してむずかしいことではないですよ


本記事ではランドセル選びのポイントや注意すべき点について詳しく解説していきたいと思います。

しっかりとポイントをおさえて、お子さんが笑顔で登校できるそんなランドセルを選びましょうね。

あれこれ考えるのは面倒!というかたは、ランドセル選びを簡単に!おすすめランドセル診断を試してみては?

簡単な質問に答えるだけで、お子さんに合ったランドセルのブランドがどこか診断できちゃいます♪

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ランドセル選びのポイント
ランドセルを選ぶさいには、以下のような点にポイントを置いて選ぶと失敗がありません。

これらのポイントをチェックしていけば、ある程度お子さんに合ったランドセルのメーカーやブランドが絞り込んでいけるはずです。

管理人
それぞれ、詳しく解説していきますね。


人気のランドセルは売り切れる前にチェックを!
人気が高いランドセルブランドの中には、新作発売が発表された直後から続々と売れていくというところもあります。とくに工房系ランドセルなどの場合には、例年7月頃には売り切れとなってしまうことも少なくありません。

GWに帰省とあわせて祖父母の家へ行き、そのながれで購入してもらうというご家庭もあるようです。

ひなママ
え?1年近く前から売り切れるランドセルもあるの!?


管理人
人気の高いブランドでは4月に売り切れてしまう場合もあるほどなのよ。だから気になっているブランドや工房系ランドセルがある場合は、事前に販売時期をチェックしておいた方が安心ね


年末や翌春の購入でも十分に間に合うブランドもたくさんありますが、工房系ランドセルを検討されているかたは販売スケジュールだけでも把握しておいたほうが良いでしょう。

>>ランドセルの購入時期は?いつ買う?ランドセル商戦の年間スケジュール

>>ランドセル カタログ請求リンク集

ランドセルの色はどんな色がいい?後悔しない色選びとは?
ランドセル選びでもっとも重視されるのが、色選びです。

お子さんの好みを優先して失敗したりしないか、飽きずに6年間使い続けられる色なのか、汚れは気にならないのか、目立ちすぎたりしないか、一般的な色ではないのでは?など、色に関する悩みはたくさんあります。

ひなママ
たしかにランドセルの色選びはすごく悩みそう! あれこれ考えると、子どもの好みを100%優先していいのかも迷っちゃうかも。


管理人
学校で決まっていないなら、あまり悩むことはありません。今は多様性が認められる時代。お子さんや親御さんが気に入った色のランドセルを選べばいいと思いますよ。


ランドセルの色選びでは、大きく分けて2つ。

チェックリスト



  • 無難に定番カラーや人気のカラーのものにする

  • 少数派でも好みの色や変わった色のものを選ぶ




大体このどちらかでしょう。

周囲との違いや飽きがこないランドセルを優先したいなら、定番カラーや人気のカラーを選ぶのがやはり無難です。また最近ではおしゃれな色のランドセルも多く、多少ほかの子とは違ってもお子さんの意見を優先して選びたいと考えるご家庭もあります。

そのこと自体は決して間違いではありません。

とはいえそれぞれ不安なところもあると思いますので、「どのような点に留意して選べばよいのか?」についても簡単に説明しますね。
人気の定番カラーのランドセルを選ぶのが無難
どの色にすべきか迷った場合や、お子さんにとくにこだわりがないという場合には、人気の高い定番カラーのランドセルを選ぶのが無難でしょう。

「購入したランドセルの色」について尋ねた、アンケート調査の結果(2019年度版)を参考にしてみてください。

男の子


1位…黒・ブラック(68.1%)
2位…紺・ネイビー(13.1%)
3位…青・ブルー系(9.3%)



女の子


1位…赤・レッド(25.2%)
2位…ピンク・ローズ(21.3%)
3位…紫、薄紫、ラベンダー(18.8%)



※「一般社団法人 日本鞄協会 ランドセル工業会:ランドセル購入に関する調査 2019年」より引用



上記のような結果が出ています。

ひなママ
男の子の場合は、圧倒的に黒や紺などが選ばれてるのね。


管理人
そうね。女の子の場合はや赤やピンク系が多めだけど、割合ではそうでもないわね。女の子の方が、いろんな色のランドセルを選んでるってことだと思うわ。


これはあくまでも「購入したランドセルの色」であり、子どもたちに人気の色というわけではありません。

無難で失敗しない色を選びたいなというかたは、上記の結果を参考にしてみるのも良いでしょう。

ランドセルの人気の色については以下の記事も参考になります。

>>ランドセルの人気の色は?6年間使えて後悔しない選び方のポイント

https://randoseru-iroha.com/865
流行色や個性的な色で選ぶ
定番カラー以外に、トレンドとなる色やデザインのランドセルが各ランドセルブランドから発売となる傾向にあります。各ブランドやメーカーでもそれなりにPRを行うため、流行色のランドセルを購入する子は一定数増えるため、それが定番の色でなかったとしても悪目立ちしてしまう心配はありません。

おしゃれに敏感な子やトレンド重視のお子さんには、こうした流行色のランドセルを選ぶのもアリでしょう。

人とは違ったちょっとおしゃれにみえるカラーのランドセルというのも、実は以外に人気が高いのです。とくに女の子の場合、そうした傾向が強いですね。

お子さんの好みを優先してあげたいというかたや、人と被るのが嫌だというかたは個性が感じられる色のランドセルをあえて選ぶのもおすすめです。

人と違う色だと変わった子だと思われたり、いじめられたりするのでは?と心配される親御さんもいますが、親が思っているほど目立ちませんし、子ども同士で気にすることはほとんどないので心配はいりませんよ。

ひなママ
それなら安心かな。親が「変わった色」だと思っていても、そんなに気にする必要はないのかもしれないね


管理人
もしその色が「少数派」でも、同じ学年に数名は同じ色のランドセルを持っている子がいるので大丈夫!


管理人
お子さんにこだわりがあり、それを優先してあげたいという場合には、希望をかなえてあげてもいいと思うな


ちなみにここ数年は、男女別に以下のようなカラーのランドセルの人気が高まってきています。

男の子の場合


  • 茶(チョコ)やキャメル、イエロー

  • アイビーグリーンや深緑色

  • シルバー(グレー)やゴールドなどのメタリックカラー

  • ラベンダーカラーなどのくすみカラー




メタリックカラーのランドセルは、見た目にもかっこよく、男の子の目を引くようですね。個性的すぎるのでは?と思われるかたもいるかもしれませんが、各ランドセルブランドでもシルバーやゴールドのランドセルを販売するようになっており、決して珍しい色ではなくなりつつあります。

そのほか、ベーシックカラーの黒などでも、艶消しされたマットタイプなどもひそかな人気です。

女の子の場合


  • エメラルドグリーン

  • 茶(チョコ、赤茶)やキャメル

  • スカイブルーやアクア(水色系)

  • パールカラー(ピンク系、パープル系、ブルー系)




なども好まれています。

パステル系やメパール調の明るめカラーのランドセルなどは、ベーシックとは言えないまでも今では珍しい色ではなくなりつつあります。

また最近ではベースカラーと縁取りの色が異なるような2色使いのランドセルも、選ばれることが多くなってきているため、周囲から浮いてしまうような心配はないでしょう。

>>ランドセル、女の子の流行色は?購入者の口コミも調査

最近では



  • パールカラーやメタリック

  • くすみカラー

  • 白やベージュ

  • ペールトーン




など色のトーンの彩度や明度が高めのランドセルも、多く目にするようになりました。こうした色のランドセルも個性的ではありますが、「カッコイイ」「おしゃれで上品」など、男女ともに人気が高まりつつあります。

ひなママ
薄めの色のランドセルだと、汚れとか傷とか目立たない?


管理人
実際、白やベージュなどのランドセルを購入された方の声をきいてみると、意外に汚れが目立たないみたいです。


6年間使い続けた方の口コミなどを参考にしてみると、多少の細かい傷はつくものの、気になるほどの汚れにはならないとのことです。どうしても汚れが気になるというかたは、お手入れがしやすいクラリーノなどの素材のランドセルを選ぶか、透明なランドセルカバーを使うと良いですね。

なお男女ともに人気の茶色やキャメルのランドセルなどは、工房系のランドセルに多いカラーです。

革っぽさを感じさせる他、高級感などもあるため、子どもさんよりは親御さんに人気のカラーとなっているようですね。

汚れなどが気になる場合や低学年のうちは、ランドセルカバーでランドセルを保護してあげるのもよいでしょう。

>>ランドセルカバーとは?選び方や人気のカバー
半数のかたが子どもの好きな色のランドセルに決めている
一般社団法人日本鞄協会 ランドセル工業会が行ったアンケート(ランドセル購入に関する調査 2019年)によると、「商品選定における重視点と決め手」となった理由としてもっとも多く回答が集まったのが、「子どもの好きな色だった」からという回答でした。

購入した商品の決定理由


1位…子どもの好きな色だったから(48.7%)

2位…デザインが良かったから(35.5%)

3位…丈夫で壊れにくそうだったから(24.2%)



以下省略、「一般社団法人 日本鞄協会 ランドセル工業会:ランドセル購入に関する調査 2019年」より引用



親御さんの気持ちとしてはいろいろあるかとは思いますが、約半数のかたがお子さんの好みの色を優先させてあげているという回答結果が出ていますので、迷ったときはある程度優先させてあげても良いのかなとは思います。

ランドセルを購入する時期のお子さんは、そのときの好みの色や気分だけで選んでしまうものです。

そのため「奇抜な色でいじめられたりしないか」、「長く使うと汚れが目立つ色なのではないか」など、親目線で心配になることはたくさんあるでしょう。

きっとアンケートに答えた親御さんたちも、同じように悩まれた結果、上記のような回答に至ったのでしょう。

アンケート結果なども参考にしつつお子さんとじっくり話し合い、できればお子さんが納得できる形で決めると良いかなと思います。


デザインや形はどうする?(ランドセル自体の形の違いと装飾の有無)
ランドセルの形やデザインも今ではさまざまなデザインのものが、各ブランドから販売されるようになりました。いろいろなデザインのランドセルがあることを、ランドセル選びをはじめるまでは知らなかったという親御さんも多いようです。

しかしほかのデザインを目にすると、デザインごとによる違いやメリットデメリットなど、いろいろなことが気になってしまうものです。

ベーシックなデザイン以外のランドセルも気になるというかたは、以下を参考にしたうえで選ぶと良いでしょう。
全かぶせか半かぶせか、それ以外かで選ぶ場合
昔からあるようなごく一般的な形のランドセルが全かぶせタイプのランドセルです。ランドセルの底の部分でふたを止めるようなデザインのものですね。

半かぶせタイプというのは、ランドセルのかぶせ(フタ)の部分が従来の半分、または3分の2程度までしか長さのないデザインのものをいいます。

半かぶせデザインのランドセルは、見た目にもおしゃれな他、教科書などを取り出しやすいなどのメリットもあります。しかし背後から他人に開けられてしまう可能性があることや、安全カバーが取り付けられないなど、規定と異なるために生まれるデメリットがあるのも確かです。

「全かぶせ」か「半かぶせ」かで迷っている場合は、この点を踏まえて検討すると良いでしょう。

そのほかにも、横型のランドセルや一般的なものとは異なる形や素材のランドセルなどもあります。

無難なのはやはり全かぶせタイプのランドセルですが、それ以外のデザインのものを検討する場合には学校生活をおくる上で不便になることがないかを基準に決めると失敗がないでしょう。

下記で詳しく解説していますので、全かぶせタイプか半かぶせ下で迷っているかたは参考にしてみてください。

>>半かぶせランドセル、後悔しない?交通安全カバーは使える?

 
ロゴ入りや刺しゅう入りのものを欲しがる場合には?
最近のランドセルは無地のタイプ以外にも、さまざまな装飾が施されているものが増えてきました。

各ブランドでも、女の子のランドセルでは刺しゅう入りやエンボス加工、ビジューやラインストーンによる装飾などが当たり前のように販売されています。男の向けの場合でも、刺しゅう入りやスタッズなどの装飾がついているもの、スポーツブランドのブランドロゴが大きくデザインされたものなどがあります。

ひなママ
うちの娘もテレビCMでキラキラなお姫様っぽいランドセルみて、目を輝かせてたわ(笑)


管理人
確かにかわいいけど、可愛いだけやカッコいいだけで選んでよいか悩んじゃったりするよね


男女問わずこうした装飾がされたデザインのランドセルは子どもの興味を引くものですよね。

こうした装飾が施されているランドセルについては、最近ではそこまで珍しくはなくなってきているため、よほど華美な装飾でなければ大丈夫です。もしも派手なのではないかと心配されるようであれば、お子さんと相談し、ワンポイント程度の装飾のもので納得してもらうのもありでしょう。

>>スポーツブランドのランドセルってどう?気になる口コミ調査!

なお雨に濡れると刺繍の部分から水がしみ込んで傷みや故障の原因となるという話もありますが、多少濡れたくらいではしみ込んだりしないので大丈夫です。もし心配であれば、透明のカバーなどつけておけば良いでしょう。

ひなママ
あ、そうか。そういえばランドセルってカバーをつけてる子、よく見るかも


管理人
低学年のうちは黄色の交通安全カバーをつけることも多いから、せっかくの装飾が見えなくなっちゃうこともあるよ。


ひなママ
それはちゃんと子供と話し合っておかなくちゃだね


>>ランドセルカバーとは?選び方や人気のカバー


内容量(サイズ)で選ぶ
ランドセル選びでは、必要なものがちゃんと入るかどうかも気になるポイントですよね。最低限必要な大きさと、条件によって検討したほうがいいポイント、それぞれ解説します。
A4フラットファイルが入るサイズならとくに問題なし
ランドセルの大きさに関しては、今はあまり気にする必要はありません。

少し前までは「A4のクリアファイルは入るのにA4フラットファイルが入らない」ランドセルもあり、A4フラットファイルを入れられずに困ってしまったという子が多くいました。A4クリアファイルよりも、フラットファイルの方が1cmほど大きいんですよね。

とりあえずランドセルの内寸が23cm~23.5cm程度のものであれば、A4フラットファイルは余裕で入ります。マチの内寸に関しては11 cm~12 cm程度が一般的で、それだけあれば必要な教材を持ち歩くのに十分です。心配であれば検討しているランドセルの、内寸の幅とマチ(奥行き)を確認すると安心でしょう。

ひなママ
アウトレットやオークションなど、型落ち品やちょっと昔のものとかだとどうなの?


管理人
型落ちのものを買う場合はA4フラットに対応しているかを必ず確認してね。2~3年前だとフラットファイルより少し小さめのA4クリアファイルしか入らないのもあるから注意が必要よ


ランドセルの内寸やA4ファイルの対応の可否について、詳しくはこちらのページで解説しています。

>>ランドセルのサイズ・容量・入れる教科書の大きさから比較する選び方
https://randoseru-iroha.com/118
タブレット対応のランドセルにも注目
2021年度のランドセルではタブレットが収納できるタイプが、各ブランドから登場しはじめています。
小学校によっては、各児童に対してそれぞれに専用のタブレットが貸与されることが多くなってきています。

こうした状況に合わせて、安全にタブレットを持ち運べるよう、専用の収納スペースやポケットを付けたデザインのものが登場しているのです。通う学校でタブレット貸し出しの予定があるお子さんの場合には、こうしたタイプのランドセルを検討するのも良いでしょう。

ひなママ
今のところうちの小学校ではタブレットの予定はないけど、6年生までには必要になるかもしれない機能ね


管理人
タブレット収納タイプじゃなきゃダメってことはないけど、政府では令和5年までには1人1台のタブレット端末がいきわたるよう整備するような政策も出しているので、検討してもいいかもしれないね


>>タブレット収納に対応したランドセルを比較!おすすめは?タブレット収納がないとだめ?


素材はどれがいいの?
ランドセルには大きく分けて3種類の素材が使われています。素材が異なることで見た目の高級感や、耐久性などが変わってきますが、良い素材のものはどうしても価格も高めになる傾向にあります。

いいものを持たせてあげたいという気持ちもあるかとは思いますが、予算の関係などもあり迷っているというかたも多いかもしれませんね。

ランドセルの素材と特徴はざっくりと分けて以下の通りです。

ランドセルの素材



  • コードバン(馬のお尻の部分の革)

  • ヌメ革など(牛革)

  • 人工皮革(クラリーノ、タフガードなど)




この中でももっとも価格が高い傾向にあるのが、コードバンやヌメ革(牛革)です。

どちらも高級感があり、使うほどに味や深みが出てくる良さがある一方、重く価格も高くなる傾向にあります。

人工皮革にはさまざまな素材がありますが、全体的に雨などにも強く丈夫で軽いのが魅力。価格的にも比較的リーズナブルです。

>>ランドセルの材質や素材(コードバン・牛革・クラリーノ)の比較
https://randoseru-iroha.com/83


背負いやすさや体型に合うかどうか
ランドセルの重さ対策として、2018年ころから文部科学省でも「置き勉」を認めるよう各教育委員会へ通知を行うようになりました。そのため昔に比べると、ランドセルの中身自体の重さは年々、軽くなる傾向にもあるようです。

とはいえ1年生の小さな身体に、何キロもの教科書や荷物を背負わせるのは、親としても心配なものですよね。

できれば「軽くて背負いやすく、痛みなども感じにくい」そんなランドセルを選んであげたいと思うものです。身体の小さなお子さんの場合、背負いやすさや軽さなどはとくに重視したい点だと答える親御さんもいます。

背負いやすいランドセルかどうかを比較する際のポイントは以下の2つ。

比較するポイント




  • 重さを感じにくい素材かどうか

  • 背負った際に体にフィットして安定するかどうか



ランドセルは革製品のものが重く、クラリーノなどの合成皮革のものが比較的軽いものが多い傾向にあります。軽い素材重視の場合には、合成皮革のランドセルを選ぶのも選択肢のひとつです。

実際にお試しで背負うことができるのであれば、一度背負ってみるのがおすすめ。背負ったさいに肩甲骨の部分に隙間ができないか、ランドセルが後ろに傾いていないかをチェックします。

身体にフィットせず背中で揺れてしまうような安定感のないランドセルは、重く感じやすく疲れやすい傾向にあります。

ひなママ
ネットなどだと試しに背負えない分、ちょっと不安かな


管理人
そういう場合には、背カンの形やベルトの形状、立ち上がりなどで判断するといいわよ。


背カンが左右に開くタイプや、肩ベルトが立ち上がって湾曲しているような形のランドセルは、比較的体にフィットしやすい構造です。また、背負ったときに肩ベルトが開かないような形状(X形)のベルトを採用しているようなランドセルもフィットしやすいのでおすすめですね。

小柄な子などの場合はヘリ部分の出っ張りがない構造の、「キューブ型」とよばれるランドセルが、背中にフィットしやすく重さを感じにくくておすすめです。

成長を見越して気にせず購入するのでも良いですが、気になる場合は以下の記事をご覧くださいね。

>>小柄な子のランドセル選び!試着に役立つ3つのポイント

 

また最近では、軽量タイプのランドセルなども販売されています。

ランドセルを楽に運ぶアイディアなどもありますので、併せて参考にしてみてくださいね。

>>小学生のサブバッグは、両手があく「ランバ」が便利で安心!

>>ランドセルが軽くなる「さんぽセル」の特徴や口コミは?販売店や予約方法をチェック

 


機能性について
ランドセルに機能性や便利さを求めるかたは、そんなに多くはないかもしれません。しかし学童や塾などで帰宅が遅くなりがちな子や、いわゆる鍵っ子、あまり治安のよくないエリアにお住いのお子さんの場合などには、防犯機能や安全機能をもとめるというかたもいます。

たとえば、暗い道や雨の日でも、車などからお子さんの存在がはっきりと見て取れる「反射板」月のランドセル。それから防犯ブザーや鍵などを取り付けたり収納したりできるような、フックやポケットがついたものなどもあります。

>>夜に強いランドセル選び~学童や習い事・塾で帰宅時間が遅くなるときは~

https://randoseru-iroha.com/647

 

また便利な機能がついたランドセルなどは、魅力的にもみえたりするもの。

ファスナーを開くとポケットのサイズが拡張するようなものや、閉め忘れを防止するためのオートロック機能が付いたランドセルなどは便利だと感じるかたもいることでしょう。

最近はランドセルメーカーごとに、さまざまな機能的なランドセルが登場しています。

気になるかたは、機能面も細かくチェックしてみると良いですね。


価格帯はどの程度のものにするのか
ランドセルの価格というのはピンキリです。

格安なものでは1万円を下回るものもありますが、高いものだと10~20万円もするものもあるほどです。

ここ数年の相場としては、6万円前後のものが主流となっていますが、年々その価格帯も上昇傾向にあるようです。格安ランドセルでは2万円台~3万円程度が人気。

購入予算がどれくらいなのかによっても、選べるランドセルのブランドや販売ラインというのがある程度絞られてきます。

ちなみにランドセルの指定がない学校などでは、中学年~高学年あたりでリュックなどに換えてしまう子もいるため、あえて格安ランドセルを選ぶという家庭もあります。

下記にそれぞれのランドセルメーカーや、売れ筋商品の価格帯をまとめました。予算に応じてどの価格帯のランドセルが購入できるのか一度チェックしてみるのも良いでしょう。

>>ランドセルの値段の相場と、価格面での品質の違い
https://randoseru-iroha.com/109

>>ランドセルを子ども・親・祖父母の3世代で買うときの注意点
https://randoseru-iroha.com/958


6年間の修理保証の有無
6年間使うランドセル。まんがいち故障してしまった場合にも、しっかりと修理をしてもらえるようなメーカーのランドセルを選びたいものですよね。とくに男の子のお子さんをもつ親御さんとしては、「乱暴に扱って壊してしまうのではないか」と心配されるかたもいらっしゃることでしょう。

有名ブランドやメーカーのランドセルを購入する場合、ほとんどの商品に「6年間保証」がついていますのでご安心ください。

保証内容や保証される範囲はそのメーカーによってさまざまですが、日常的に利用している場合の故障や、摩耗による損傷などの場合は保証の範囲内となることが一般的です。

故意に破損させた場合でなければ、「お友達とふざけていて壊れてしまった」という場合でも無料で修理してくれるというメーカーもあります。

先ほどもお話しした通り、ほとんどのランドセルには「6年間の修理保証」がついています。

比較的安価な格安ブランドのランドセルであっても、保証がついているものが一般的です。

ただし、Amazonなどで販売されている格安ランドセルの中には、こうした修理保証が一切ついていないランドセルもあるので注意が必要です。また保証がある場合でも、修理工場が中国など日本以外にあるために、スムーズに修理に対応してもらえないといったケースもあります。

ひなママ
ネットで販売されている格安ランドセルには注意が必要ね


管理人
そうね。ノーブランド品や格安ランドセルをネットで購入される場合は、念のため保証がついているか確認をしたうえで選ぶようにした方がいいと思うわ


ノーブランド品や格安ランドセルをネットで購入される場合は、念のため保証がついているか確認をしたうえで選ぶようにしましょう。

>>ランドセルの修理対応、6年間保証で無料修理の範囲や代替ランドセルはどうなっている

https://randoseru-iroha.com/875
失敗しないランドセルの選びかたのポイントまとめ
色選びはどうする?

定番カラーが無難だけど、最近は流行色や個性的な色のランドセルを選ぶ子も多い。

デザインや形はどうする?

刺繍やロゴは今や当たり前。あまり華美なものはおすすめできないが、装飾があっても大丈夫。

内容量で選ぶ

内寸が23cm~23.5cmあればA4フラットファイルがすっぽりはいる。マチは11 cm~12 cmが一般的。

素材はどれがいいの?

高級感や丈夫さ重視ならコードバンや牛革。軽さ重視なら合成皮革。予算とも相談。

背負いやすさや体型に合うかどうか

身体にしっかりフィットするかどうかが重要。小柄な子はキューブ型を検討してみて。

機能性について

そこまで重視する必要はないが、安全機能付きなどはあると安心。各メーカーの特徴をチェック。

価格帯はどの程度のものにするのか

一般的なブランドであれば6万円前後が相場。あえて格安ランドセルを選ぶ家庭も少なくない。

6年間保証の有無

ほとんどのランドセルには6年保証がついているので安心。一部ネット販売されている格安ランドセルは注意が必要。

 
ランドセルを選ぶときはまずはメーカーを絞るところからはじめよう
お子さんの好みなどもあるかとは思いますが、お子さんの意見を聞く前にまずはある程度親御さんの方でブランドを絞り込んでおくと、ランドセル選びがぐっとスムーズになります。

背負いやすさや丈夫さ、価格帯など、ある程度ランドセルメーカーやブランドを絞り込み、そのなかから好みのランドセルのデザインや色を聞くのがベストでしょう。

どうしても好みのものがそのなかになくて決められない・・・という場合には、あらためて検討が必要となる場合もありますが、まずはメーカーを絞るところからはじめると迷いが少なくなりますよ。

ひなママ
なんかかなり頭がすっきりして、選びやすくなった気がする


管理人
でしょ。あるていどの予算とゆずれない条件だけ決めて絞り込めばあとは簡単♪気持ちに余裕ができれば、お子さんの希望にあう色やデザインのものを選んであげてもいいかな~って思えるんじゃないかな


>>ランドセルの製造・販売メーカー、ブランドの一覧(64)
https://randoseru-iroha.com/64

こちらのランドセル診断も便利です。悩んだときにはぜひ活用してくださいね。

https://randoseru-iroha.com/1623

参考資料:ランドセル購入に関する調査 2019年

http://www.randoseru.gr.jp/graph/

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