ランドセルの製造・販売メーカー、ブランドの一覧

ランドセルの製造メーカーの一覧

ランドセルは大手から小規模な工房系まで沢山のメーカーがあります。

この記事では、ランドセルを作っているメーカーと、メーカーが発売している代表的なブランドをまとめています。

 

目次

ランドセルを製造している「メーカー」と「ブランド」について

ランドセルには「製造メーカー」と、各メーカーから販売されているランドセルの商品名である「ブランド」があります。

普段わたしたちが耳にしているランドセル名は、ほとんどが「ブランド」の名前になります。

 

有名なランドセルブランドにはCMでもおなじみ「天使のはね」や「フィットちゃん」などがあります。
管理人

メーカー…製造元、製造業者のこと。作っている工場や会社の名前(例:セイバン)

ブランド…メーカーが独自にだしている自社ランドセルの商品名(例:天使のはね)

 

ランドセルの販売シェアは?みんなどこで買ってる?

ランドセルの販売シェアは公表されていませんが、セイバンが調査したアンケート結果から最近の傾向を読み取ることができます。

こちらのグラフは、2016年4月に小学校に入学したお子さまをもつ母親 300名(男児を持つ母親150名、女児を持つ母親150名)のインターネット調査で「ランドセルを買った場所」についての調査結果です。

ランドセルを購入した場所。女子1位は総合スーパー

ランドセルをご購入された場所をお教えください。 【女児】 (複数回答)(単位:%) 画像引用:http://www2.fgn.jp/mpac/_data/8/?d=201610_03

ランドセルを購入した場所。男子1位は総合スーパー

ランドセルをご購入された場所をお教えください。 【男児】 (複数回答)(単位:%) 画像引用:http://www2.fgn.jp/mpac/_data/8/?d=201610_03

この中でも最大手は「総合スーパー(全体の約4~5割)」となっていますが、全体の3割程度がイオンです。

イオンは年間30万個のランドセルを売り上げており、小学生の3人に1人はイオンで購入したランドセルを背負っている事になります。

イオンはプライベートブランドの「かるすぽ」の他に、ナイキ・アディダスなどのスポーツブランドとのコラボ商品や、ランドセルの大手、天使のはねフィットちゃんくるピタふわりぃのイオン限定モデルなども販売しています。

ランドセルのシェアはイオンおよびランドセルメーカー大手の「協和」「セイバン」「ハシモト」がほとんどを占めているといえるでしょう。

 

国内の大手ランドセルメーカー トップ3の特長

協和(ふわりぃランドセル)

ランドセルふわりぃのロゴ

協和は人工皮革の「クラリーノ」を最初にランドセルに採用したメーカーで、「ふわりぃ」を展開していますが、流通大手メーカーや百貨店などのプライベートブランドOEMも多く手がけており、国内ランドセルの大手メーカーとなっています。

➡ 協和ふわりぃの特徴やポイント、口コミまとめ

➡ 【ふわりぃ】協和公式サイトはこちら

セイバン(天使のはねランドセル)

セイバン天使の羽のロゴ

老舗の鞄メーカーで、「天使のはね」を展開しています。

TVCMや広告も展開しており、ランドセルのブランド名としては知名度ナンバーワンといえます。

機能面では、肩ベルトが立ち上がるような設計になっており(「はね」部分)体の小さな子供でも軽く背負えるような工夫がされているのが特徴のランドセルで、天使のはねは業界で最大手のブランドとなります。

➡ セイバン天使のはね新モデル・口コミ・おすすめポイントまとめ

➡ 【天使のはね】セイバン公式サイトはこちら

ハシモト(フィットちゃんランドセル)

フィットちゃんのロゴ

直営小売店やショールームが全国にあり高い販売力のある鞄メーカーで、「フィットちゃん」を展開しています。

背カン(ランドセル本体に肩ベルトを接続する部品)が左右に動く工夫により、ランドセルが背中にフィットして楽に背負うことができます。

なお、ブランドの知名度では「天使のはね」と「フィットちゃん」が一二を争っています。

➡ ハシモトフィットちゃんの口コミ、特徴やポイントまとめ

➡ 【フィットちゃんランドセル】ハシモト公式サイト

大手流通系メーカー(ショッピングセンターや百貨店などの量販店)の特長

イオン(かるすぽランドセル)

かるすぽのロゴ

人気モデルの「かるすぽ」を中心に、大手メーカーのOEMを「イオン限定モデル」として展開しています。

2001年に業界初の24色ランドセルをひっさげてランドセル市場に参戦。

これを期に、赤・黒以外のカラーランドセルブームに火が付き、今ではすっかりカラーバリエーション豊かなランドセルが定着したのはみなさんご存知の通りです。

全国各地に店舗があるため、ランドセルの購入場所としても圧倒的なシェアを誇ります。

※イオンのランドセルの製造元について検索が多いため追記

※イオンのランドセルは大手メーカーのOEMのほかは、国内のランドセル製造メーカーに委託しているとの事です。

なお委託メーカー名については公表されていません。

➡ イオンかるすぽの特徴やポイント、口コミまとめ

➡ 【かるすぽ】イオン公式サイト

イトーヨーカドー(ファインフィットランドセル)

天使のはねと共同開発した自社ブランド「ファインフィット」を展開しています。

こちらもイオン同様全国に店舗展開しているため、気軽に試着から購入ができる場として利用されています。

➡ イトーヨーカドーFineFitの特徴やポイント

➡ イトーヨーカドー公式サイト(トップページから「ランドセル」で検索)

アピタ・ピアゴ(ママポケットランドセル)

総合スーパーとしてはイオン、ヨーカドーに次ぐ全国3位の売上規模のユニー株式会社の大型店舗「アピタ」中・小規模店舗「ピアゴ」で販売されている「ママポケット」が主力ブランドとなります。

デザイン性が高く、可愛いデザインに人気があります。

➡ アピタ・ピアゴのママポケットランドセルの特徴

【ママポケットランドセル】公式サイト

ニトリ(わんぱく組ランドセル)

ランドセル業界では格安の2万円台のランドセル「わんぱく組」を展開しています。

中国製ではありますが、大手遷移事業者の帝人(テイジン)と共同開発しており、品質はそれなりのものを求めるが価格は極力抑えたい、という方に人気があります。

➡ ニトリわんぱく組シリーズのランドセルの特徴

➡ ニトリ公式サイト

高島屋、三越伊勢丹、近鉄百貨店などの百貨店

各百貨店では、百貨店独自のランドセルのほか、ファッションブランドのランドセルを多数展開しています。

いずれも販売価格帯は相場より高めですが、百貨店ファンのおじいちゃん・おばあちゃんが孫にプレゼントする事も多く、高級なものでも購入されています。

高島屋のランドセルオンラインショップ

鞄工房系メーカーの特徴と有名工房リスト

工房系メーカーは日本国内に多数あり、規模は小さいですが熟練の職人がランドセルを手作りしているなど、品質にこだわりがあるところが多いのが特徴です。

画像:鞄工房山本のランドセル

画像:鞄工房山本のランドセル

工房の地元の方や、ものにこだわるパパ・ママが遠方から買い求めるケースも多くなっていますが、小規模なところが多いため販売数が少なく、欲しいモデルのランドセルを確保できないことも。

大手メーカーと違い、工房系のメーカーで購入するなら早めに動く必要があるため、春先から資料請求や見学会などに運んで、夏頃に購入を決定するのが一般的となっています。

代表的な工房系メーカーは次の通りです。(あいうえお順、リンクがあるものは詳細についてまとめた記事をご覧になれます)

ファッションブランドやインテリアショップなどのメーカー

ランドセルや鞄のお店ではありませんが、インテリアショップやファッションブランドが発売しているランドセルもあります。

 

fafa

たとえば可愛らしいお洋服や雑貨で有名なfafa(フェフェ)からは少し個性的でガーリーロマンティックなランドセルが発売されています。

fafaのランドセルの写真と内装の柄

画像:fafaのランドセル

➡ fafa(フェフェ)のランドセル

 

ACTUS

インテリアショップのACTUS(アクタス)からもシンプルで大人びたデザインのランドセルが発売されています。

 

 

 

アクタスのランドセル

画像:アクタスのランドセル

➡ アクタスのランドセル

いわゆる「普通のランドセル」とは一味ちがうオシャレなランドセルなので、個性派の子どもさんやオシャレにこだわりのある女の子に選ばれているようです。

 

ランドセル工業会会員の製造メーカー

このように、ランドセルのメーカーは大手から小さな工房まで、たくさんの業者がありますが、どこで買うか迷ったときは安心できるメーカーのものを選択するのも一つの方法です。

安心できるメーカーを選ぶ一つの指標としては、「ランドセル工業会」があります。

ランドセルを購入するとき、安心して使えるように「ランドセル認定証」を発行しているのが日本ランドセル工業会です。

ランドセル認定書

ランドセル工業会の定めるランドセル認定証

ランドセル認定証が発行される基準として、次のように定められています。この規格にあったランドセルを購入すれば、大きく失敗することはないでしょう。

ランドセル工業会が定めるランドセル規格

  1. すべての縫製が日本国内で行われ6年間の使用に耐え得るもの。
  2. 日本鞄協会発行の「信頼のマーク」を縫着したもの。
  3. 素材は皮革又は人工皮革とする。
  4. 形状はかぶせ部が本体を覆う長さで縦型であるもの。
  5. サイズは大マチ部分の内寸の縦(最高部)が31cm前後、幅が23cm前後であること。

引用:ランドセル工業会(http://www.randoseru.gr.jp/about/hoshou.html

 

ランドセル工業会の会員企業と代表的なブランド名一覧

ランドセル工業会には、日本の大手ランドセルメーカーや工房系のメーカー、大手メーカー品のOEMを製造している小さな製鞄所などが会員となっています。

メーカー名、ランドセルのブランド名、公式サイトは一覧の通りです。

※空欄になっているメーカーは大手メーカーの製造を手がけていたり、公式サイト(インターネット販売)はありませんが、直接実店舗や電話で注文が出来るところもあるようです。

社名 代表的なブランド名 詳細記事 公式サイト
(株)アオキ ユー・アンド・アイ 公式サイト
阿川ランドセル(株) 阿川ランドセル 公式サイト
(有)五十嵐製作所 五十嵐製作所のランドセル 公式サイト
(株)生田 ランドセル工房生田のランドセル 公式サイト
(有)池田屋カバン店 ぴかちゃんらんどせる 池田屋 公式サイト
(株)池田地球 地球NASAランドセル 公式サイト
板倉カバン工房 いたくらかばん工房のランドセル 公式サイト
(株)伊藤一製鞄所 伊藤ランドセル 公式サイト
(株)榮伸 プレシャスラウンド、オーダーメイドランドセル 公式サイト
大峽製鞄(株) オオバランドセル 公式サイト
大林鞄製作所 大林鞄のランドセル 公式サイト
(有)カザマ カザマのランドセル 公式サイト
(株)鞄工房山本 鞄工房山本ランドセル 公式サイト
(株)カバンのフジタ キューブ型ランドセル カバンのフジタ 公式サイト
(株)協和 ふわりぃ  ふわりぃ 公式サイト
(株)神田屋鞄製作所 カルちゃんランドセル、オーダーメイドランドセル  神田屋鞄 公式サイト
(株)後籐重 公式サイト
近藤製鞄所 オーダーメードランドセル 公式サイト
(有)三栄鞄 らんどせる屋さん 公式サイト
(有)スドウ スドウのランドセル 公式サイト
(株)セイバン 天使のはね  天使のはね 公式サイト
(株)タカアキ Rikomonランドセル リコモンランドセル 公式サイト
(株)土屋鞄製造所 土屋鞄のランドセル  土屋鞄 公式サイト
ナース鞄工(株) キッズアミ  キッズアミ 公式サイト
(有)ナガエ ナガエかばんのランドセル 公式サイト
(有)中村鞄製作所 中村鞄ランドセル  中村鞄 公式サイト
(株)羽倉 HAKURA 羽倉ランドセル 公式サイト
(株)ハシモトBaggage(工場) フィットちゃんランドセル  フィットちゃん 公式サイト
(株)富士 富士オリジナルランドセル 公式サイト
(株)松田カバン まつだのランドセル 公式サイト
(株)マツモト くるピタランドセル 公式サイト
(有)松山製鞄 松山ランドセル 公式サイト
萬勇鞄(株) 萬勇鞄ランドセル  萬勇鞄
公式サイト
三輪製鞄所 オーダーメイドランドセル 公式サイト
(株)村瀬鞄行 村瀬鞄行のランドセル  村瀬鞄行 公式サイト
(株)モギカバン店 MOGIオリジナルランドセル モギカバン 公式サイト
名北鞄 ※卸売業者
(株)羅羅屋 ララちゃんランドセル  羅羅屋 公式サイト
らんどーる(株)
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