リビング?子ども部屋?ランドセルのベストな置き場所は?

ランドセル置き場

ランドセル置き場

小学校から帰って来た子どもが、ランドセルを床やソファに置きっぱなしにする……これ、意外と多くのママが経験する悩みなんです。

大きなランドセルを放置したままだと部屋が散らかりますし、何よりちゃんと片付けの習慣をつけたいもの。ランドセル購入時に、あわせて置き場所を決めておくことをおすすめします。

リビングや子ども部屋、それとも玄関、どこがランドセルの置き場所にぴったりなのでしょうか?どんな収納ツールを使うと便利なのでしょうか?先輩ママの経験談から探りました。

目次

まずは定位置を決める!

子どもがランドセルを放置してしまうのは、置くべき場所が明確に決まっていないことが原因です。まずは「ランドセルの置き場所は絶対ここ!」と、定位置を決めることが大切です。

主な候補は、「リビング」「子ども部屋」「玄関」の3つ。生活スタイルや子どもの性格によっても、適した場所は異なります。一つずつ見ていきましょう。

(1)リビング

口コミを見ていて、意外と多いのがリビングです。親世代だと、「ランドセルは子ども部屋に置くもの」と考えている方も多いはず。意外な事実ではないでしょうか?

なぜリビングに置くかというと、最近はリビングで宿題をする家庭、いわゆる「リビング学習」派が増えているから。勉強する場所の近くにランドセルを置いておいたほうが、何かと便利なんです。

特に低学年のうちは、まだ勉強の習慣がついていません。リビングなら親が近くにいるので、安心して勉強に取り組めます。分からない問題があったら、すぐに親に質問できることも、子どもにとっては大きなメリットです。

リビングを学習の場にしようと考えているなら、ランドセルの置き場所はリビングが便利です。スムーズに勉強に取りかかれるよう、教科書やノート類も一緒に収納しておくことをおすすめします。

(2)子ども部屋

リビング学習が注目されているとはいえ、静かな環境のほうが集中できる子どももいます。「やっぱり子どもの物は子ども部屋に」と考える親御さんも多いことでしょう。それならば、ランドセルの置き場所は子ども部屋をおすすめします。

できるだけ勉強机のすぐそばに置き場所を作ることもポイントです。勉強机とランドセルの置き場所が近いと、教科書やノートの出し入れがスムーズです。ちょっとしたことですが、宿題に取りかかりやすくなります。

(3)玄関

小学校から帰って来て、必ず通るのが玄関です。帰ってすぐランドセルを定位置に置く習慣をつけたいなら、玄関を置き場所にするのも一つの手段です。

子ども部屋が2階にある場合、「何度言っても、なかなかランドセルを持って上がらない」「帰宅後おやつを食べるので、しばらくはリビングに置いたままになる」という口コミも多く見かけます。

家に入ってすぐの玄関なら、持って上がる手間がいりません。帰宅した流れで、さっとランドセルを置くことができます。

ただし玄関を置き場所にすると、玄関がゴチャゴチャするのがやや難点。宿題や翌日の時間割のために、わざわざ玄関まで行かなくてはいけないという点も不便なので、要注意です。



 

ストレスなく収納できるツールは?

ランドセルの置き場所が決まったら、次はランドセルを収納するためのツールを考えましょう。

ランドセルを収納するには、フックにかけたり、棚に置いたり、椅子の下にしまったりと、いくつかの方法があります。口コミを見ていると、圧倒的に習慣化しやすいのが「置く」という方法です。

かけたり入れたりといった動作は、大人にとっては簡単なこと。でも子どもにとっては面倒だったり使いづらかったりします。ぽんと置くだけなら、とても楽。ストレスなく収納できるので、決まった場所に置くクセがつくのです。

ちなみにランドセルを置くためによく使われるのが、「ランドセルラック」「カラーボックス」の2つ。特に最近では、使い勝手やコストパフォーマンスの良さから、カラーボックスが人気を集めています。

(1)ランドセルラック

ランドセルラックはその名の通り、ランドセル収納のために作られた専用ツールです。教科書や道具箱、鍵盤ハーモニカなども一か所にまとめられるよう設計されています。キャスター付きのものもあり、楽に動かせるのも便利です。

ただし専用ツールということもあり、ある程度コストは高くつきます。入学前には、ランドセルや学習机、その他の学用品購入など、思いのほか費用がかさみます。しかもランドセル専用のため、小学校卒業後の使い道に困るというのも気になる点です。

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(2)カラーボックス

できるだけコストを抑えたい、小学校卒業後も家具として使えたらいいのに……そんな希望に応えてくれるのが、近年人気のカラーボックスです。

カラーボックスとは、ホームセンターやインテリアショップなどで販売されている、自分で組み立てる収納ツールです。自分で作る手間はかかりますが、とても簡単。ドライバ―さえあれば組み立てることができ、リーズナブルな価格も人気です。

他にも「カラーボックスを使って良かった!」という口コミから、主な理由をピックアップしました。

▼シンプルなので使い勝手がいい!

カラーボックスの主流は3段です。ランドセルはもちろん、他の学用品も一緒に収納することができます。しかも棚の高さを変えることができるので、入れるものによって調節可能です。もちろん小学校を卒業したら、他の収納ツールとしても使えます。

▼色が豊富なのでコーディネートしやすい!

カラーボックスは色展開が豊富です。リビングや子ども部屋など、それぞれの部屋のテイストに合ったものが見つけやすいのも人気の秘密です。

▼用途に合わせてカスタムできる!

カラーボックスは、引き出しや扉など、カスタム用のグッズも充実しています。引き出しを使えばプリント類が整理できますし、扉をつければ中が見えず、すっきりします。

追加用の棚板もあるので、段数を増やすこともできます。兄弟や姉妹が入学したら、同じものを二つつなげることで、統一感のある部屋にできるのも魅力です。

実際に口コミを見ていると、「いつもランドセルをそのままにしていたけれど、部屋にカラーボックスを置くことで、きれいに片づけてくれるようになった!」「自分で片付けする習慣がついた」など、その効果を喜ぶ声がたくさんありました。



 

まとめ

意外と大きいランドセル、放置したままだと場所をとってしまいます。「いつまでそのままにするの!」「またこんなところに!」とお母さんがイライラして、親子ゲンカの原因になることも多いようです。

子どもの性格や生活スタイルによって、適した置き場所は変わります。大切なことは、子どもがどこなら進んで片付けできるのかを考えること。ぜひ今回の記事を参考に、親子で相談してみてください。

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